鑑定とは


 宝石の鑑定書は多くは金額が表示されていません。しかし皆さんが一番知りたい部分は金額ではないでしょうか?

現状では金額を表示している鑑定書はほとんど見かけません。(昭和40年代に銀座松坂屋の裏に一件値段を入れる鑑定事務所がありましたが)。

テレビの鑑定団は金額を表示するので人気の番組ですね。ではなぜ金額を入れられないのでしょうか?

それは、金額を入れることによっていろいろなトラブルが発生いたします。宝石は二つと同じものがないからです。

よって過去に販売されたもの、そしてこれから販売されるもの等も。高く販売したり、また、安く販売されることが多々あるのです。

まず鑑定書はないよりあったほうが増し位に考えることで、鑑定書が付いていれば安心と考えないことです。鑑定日記(岡山編)をお読みいただくと分かりますが、もし「あのかんざし」に鑑別書が付いていたら、ただサンゴであると書いてあるだけなのです。

そんな鑑別書はなんのプラスにもならないのです、ただガラスではなかったとだけ分かるくらいです。よって、残念ながら運がよければよい物が買えて、その逆もあると考えておく必要があります。

ただ一つ付け加えておかなければならないのは、ガラス玉でも好きな人からのプレゼントなら、あなたにとってダイヤモンドより高価であることは確かだと思うのですが。

藤原 斎